この内容は古くなっています。既に新しいモデルが登場し色々と改善されており、ナビのTV音量調整は改善されています。実際に試乗されて確かめられることをお勧めします。
最近、Peugeot 208GTiで検索してこられる方が増えています。
そして、検索キーワードは「故障」(笑) 気になる方が多いのですね。
先日のブログにも書きましたが、今のところ 208GTiの故障は、水温センサーの不良交換だけです。(2回交換しましたけど…) しかし、これも自走できなる訳ではないので本当に立ち往生してしまうような不具合はまだありません。
307の時から感じましたが、信頼性はグッと良くなっています。特に208GTiはエンジンの出力は異なるものの、シャーシは207からのキャリーオーバーです。つまり、重大な不具合は207で出ていると思っています。
あるとすれば、新しく追加されたセンターパネル関係から波及する不具合ぐらいでしょうか。まぁ、センターパネルが動作しなくても、走行できなくなる訳ではないでしょうから大丈夫と思ってます。ただし、細かいフィーリングなどは日本車に乗っていた人には違和感を感じるかも知れませんね。私は、もう長いことプジョーに乗っていますので耐性がついてしまったかも知れません。
欧州車全般に云えることですが、ブレーキダストと鳴きは、日本車から乗り換えられた方は気になると思います。あと、パッドだけではなく、ブレーキローターも減ります。まぁ、日本と比べて平均速度が早い地域でのブレーキですから仕方ないでしょうね。安全のためによく効くブレーキがついていると思ってください。
ナビはセンターパネルを活用するためには、プジョー専用のものを取り付ける必要があります。これはパナソニック製なのですが、はっきり言ってイマイチです。
307の時もパナソニックのナビを使っていましたが、明らかに使い勝手、案内精度が低下していると思います。人んちの庭みたいな道を平気で案内します。怪しいと思ったらナビの案内を無視して直進するなどの勇気が必要です。
ナビの音量は、数ステップですが可変できます。一番小さい音量にしておけば十分と思います。また、ラジオや音楽を聞いている時にナビの案内が入ると、音楽がミュートされてしまいます。これは、ナビが入力を切り替えているからだと思います。最初は違和感がありましたが慣れました。案内ななるべく少なくなるように設定しておいた方が良いでしょう。
テレビの音量は問題ありです。3段階(というか、大、小、切りの実質2段階)で小にしていても大音量です。テレビを見る人は実際に確認してから購入されることをおすすめします。はっきりいって、これはP社の設計不備というかやる気がないだけじゃないかなと思います。もちろん、PCJが開発費をケチったからでしょうが、メーカーとしてあのレベルのものを出荷するのは如何なものでしょうかね。
でも、センターパネルは慣れると良いですよ。特にBluetoothでの接続は便利です。電話もハンズフリーでバッチリです。Androidとは相性の問題もあるようですが、Apple iPhoneの場合は特に問題ありません。いや、電話帳は姓名が欧米風に名姓と表示されます。
208GTiは3ドアですので、駐車場でドアを開けるときに気を使います。結構長いんですよね。駐車する前に同乗者を下ろして、車を少し左に寄せて止めるようにしています。
バックソナーは地味に便利です。意外と後ろの視認性が悪いのですが、バックソナーのお蔭でまだ後ろをぶつけてません。
運転はとても楽しいです。気持ち良い加速とエキゾーストノートで思わずレッドまで踏んでしまいそうになります。もっと踏め〜って悪魔の囁きが…
特に先頭を走っている時は、ついついオーバー気味になってしまいます。そんな時に役にたつのがスピードリミッタです。これで、何度助かったことか(笑)
そんな訳で、フランス車と云ってもあまり心配せずに大丈夫ですよ。是非、購入してやってください。欧州車はスペックではなく、走ることに重点をおいた設計になっていますので、一度所有されるともう日本車には戻れなくなると思いますよ。306は結構故障し、次は日本車と思い色々試乗しましたが、それでも307を買ってしまった訳がここに有ります。307から208は特に故障を心配する気持ちもなく、購入しました。